[木村哲朗]奥尻ブナの世界~知られざる奥尻島の緑の自然~

北海道の離島、宝の島「奥尻島」にはウニやアワビといった豊富な海の幸だけでなく、緑にも恵まれた

山の幸の宝庫でもあります。特に島一帯を覆ってる野生のブナは学術的にも珍しいとされています。

下記に奥尻町教育委員会 学芸員 木村哲朗がまとめられた奥尻島のブナ林についての記述を転載させていただきます。

この機会にまた違った視点から奥尻島を眺めてみるのもいいかもしれませんね。

以下、木村哲朗さんがまとめられた内容

奥尻島はブナの宝島

写真:奥尻島・幌内周辺のブナ林

 奥尻島と聞くと、まず何を思い起こすでしょう。何と言っても北海道南西沖地震の津波災害ではないでしょうか。全国を震撼させた未曾有の災害が強いイメージとなってしまったと言えます。

 また、その後の報道も、島が復興していることをPRするために、防潮堤や道路などコンクリート構造物を報道したため、奥尻島は自然とは縁遠い存在という思いを持たれてしまったようです。ある人は奥尻は津波で島全土をあらわれ、森が壊滅したため、海と奇岩とコンクリートの映像ばかり流すのだ、といっているほどです。

 とんでもない。奥尻島はとても豊かな森がある命あふれる島なのだ、と私は言いたい!。何しろこの島は、至る所にブナの森が残っている、まさにブナの宝島なのだから。

 ブナの森と言えばみなさんは、何処を思い浮かべるでしょうか。世界遺産の白神山地、国立公園の大山、大台ケ原、朝日連峰などなど・・・・。しかしこうした森は、人々の日常の暮らしから遠く離れた、“仙境”のような場所です。まさに手つかずの自然のシンボルが“ブナの森”である、というのが昨今の常識ではないでしょうか。

 ところが、奥尻島は、島を覆う自然林の殆どがブナの森ですし、山奥はもちろんのこと、市街地の周りや海岸べりなど、普通は殆ど見ることのできない場所にまでブナの森がまとまって残されているのです。このような場所はおそらく日本では奥尻島以外にはないでしょう。

 本ページ(http://hokkaidou.me/okushiri999/index.html)では、奥尻のブナについて、紹介する唯一のホームページで、他ではなかなか見ることのできない、低標高地や海岸部のブナを中心に、紹介しています。

 本ページを見て、ブナってすごい木だ!とか、奥尻の自然って面白い!、と思っていただけたら幸いです。

写真:潮騒が聞こえる、長浜のブナ林

製作者:木村哲朗

http://hokkaidou.me/okushiri999/index.html

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