奥尻島の宿のおもてなし、民宿で「心づくし」に触れる。

北海道の離島、宝の島「奥尻島」にはウニやアワビといった海の幸、季節の山菜や島ならではのスイーツなどの島の幸と、おいしいものがたくさんあります。

もちろん、それだけでも素敵な島なのですが、よく「どうしてそんなに奥尻島に惚れ込んでるんですか?」と質問されます。

その時、私は決まってこう答えます。

「奥尻島には宝がいっぱいあります。海の幸や大自然の景観、でも、一番の宝は島の人たちです。」

昨年、私は奥尻島で誕生日を迎えました。

普段の日常を離れ、離島というロケーションにウニやアワビといった海の幸。

これだけで十分だった。

こんな誕生日はないと思った。

いつも泊らせてもらってる大須田さんのおいしい夕飯を食べていると突然電気が消えた。

「停電?島じゃ珍しくないのかな?」

すると、むこうから宿の息子さんが小さな三角形のケーキにろうそくを立ててもってきた。

「ま さ か」

助手が用意したサプライズだった。

宿の食堂にいた他のお客さんも一緒になって自分の誕生日をここ奥尻島で祝ってくれている。

なんとも言えないあたたかすぎる気持ちになった。

ケーキは子供のころ学校でお楽しみ会に出てきたような三角形のショートケーキ。

「島だからこんなのしかなくて」といってケーキにささっていたクリスマスの時のろうそく。

ハッピーバスデーと歌ってくれたり、「記念だから」と写真を撮ってくれたお客さん。

この島はあたたかい気持ちに溢れてる。

話によると助手が前もって電話で私が誕生日であることを伝え、宿の大須田さんが色々と手配をしたり、ろうそくを引っ張り出してくれたらしい。

その話を聞いてさらに感動した。

奥尻島には何もないかもしれない。

だからこそ島の人たちは「よく来たね」と心からおもてなしをしてくれる。

宿の人だけじゃない。

観光協会の人、タクシーの人、バスの運転手さん、売店のおばちゃん、道行くおじさん…

みんなが心から迎えてくれる。

普段、数字と向き合い、利益を追求する毎日を過ごしている自分にとってとても新鮮で感動的だった。

新たに歳をとって、最初に感じたのは、

ウニやアワビだけじゃない、「心づくし」溢れる北海道の宝の島-それが奥尻島なんだと気付いたことだった。

写真:旅の宿 大須田

〒043-1404 北海道奥尻郡奥尻町字宮津36-1

TEL・FAX 01397-2-2776

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